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玉露とは
玉露
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玉露 GYOKURO
味の秘密は茶葉の育て方で、、摘み取り前のおよそ20日前後頃から、直射日光を遮って作られます。茶葉は直接太陽の光を浴びないことで、お茶のうま味成分であるテアニンが増え、玉露特有のとろんとまったりとした甘味成分が生まれます。味ばかりに注目されることも多いですが、風味も素晴らしく、「覆い香」といわれる香りも見逃せない贅沢の極み、究極の一杯です。爽やかで艶やかな鮮緑色鮮やかな緑色をした水色が特色です。高級になればなるほど艶のある抹茶のような深いグリーンに近づきます。八女に比べ京都の玉露は緑が薄めです。端正に整えられた細長い葉、「板ずり」といわれる仕上げ工程で葉を丸く揉む京都独自の製造方法もあります。本来玉露の原型は茶葉を露のように丸くあぶったとされていますが、現状は棒状にあぶっています。
- 玉露の名前は、1835年に茶商「山本山」6代目山本嘉兵衛が、宇治において製茶中の茶葉を露のように丸くあぶったことが玉露の原型とされています。別説では玉露独特の旨みが玉の露のようだからとも言われています。
- 5g/35ml
高級茶である玉露の特徴である旨みや甘味成分を引き出すためには、50℃くらいの低温で、時間をかけてゆっくりと2分ほど茶葉を蒸らすのがポイントである。
- 50℃
ほかのどの茶よりも低温で丁寧に淹れた玉露はとろりとした口当たりも特徴です。少量を少しずつ飲み、3煎ほど楽しむことができるため大いなる魅力が堪能できます。